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自分スタイルで、毎日を楽しく!ごみを減らす バクテリアdeキエーロ、ボランティアを楽しもう!



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バクテリアdeキエーロのこれからと広がり


松本さん宅の玄関にある、
集合住宅用の新型キエーロのモデルの1つ。
こちらもさらに広がっていくでしょう。

集合住宅用バクテリアdeキエーロ誕生!

もともとのキエーロは土の上に囲いと屋根を置くタイプなので、利用するには庭があることが前提でした。そのため「集合住宅やベランダでも使いたい!」との要望が寄せられたので、松本さんは集合住宅でも利用できるタイプを2009年から試作、試しに使用してもらっていました。集合住宅タイプの新型キエーロは底のある箱型。土を入れるだけで使えます。ただし、底がある分作る手間がかかるので、値段はこちらのほうが高いようです。

葉山町では現在、集合住宅タイプのキエーロをモデル地区に提供し、モニター使用中。販売はこれからとなります。逗子市と鎌倉市はもう販売を開始しており、補助金も今までの土に置くタイプと同じように出るとのことです。

家の外でも活躍するキエーロたち

キエーロは一般の住宅以外にも導入されています。例えば、逗子市の小さな焼き鳥屋では、通常より大きめのコンクリート壁のキエーロを設置し、店の調理ごみを全量処理しています。逗子市のコーヒーショップにも置く予定とのことです。また、町内会の会館にも、料理教室の生ごみやお茶っ葉を処理するために、小さいキエーロが設置されています。

キエーロ、横浜に行く

「バクテリアdeキエーロがもっと広まってほしいという思いはありますか?」 この質問に「すごくあります!」と答えたのが恵里子さん。水分の多い生ごみは燃やすのにより多くのエネルギーがかかってしまう。埋めるだけで生ごみを処理できるのなら、その分エネルギーを節約できる。生ごみを自然のサイクルで無くすことを学ぶことで、エコに対する関心を持つきっかけになればと、熱心に答えて下さいました。 一方「僕はそこまで高尚なことは考えてなくって」と笑う松本さん。しかしキエーロの普及には熱心です。現在松本さんは、横浜市の環境局と話し合いで補助金認定の手続きを進めています。口コミの力で広がった部分も大きいキエーロですが、自治体へ積極的に声をかけていく方法が今のところ一番効果的なようです。

生ごみが消える日を目指して

ここ10数年以上、可燃ごみの日に生ごみをほとんど出していない松本さんのお宅。松本さんは「昔と比べて具体的にどれくらいごみが減ったか、あまり感覚はない」とお話していましたが、1日に出る生ごみをおよそ5~600グラムとすると、1週間でおよそ4キログラムものごみをゼロにしていることに!  一軒のお宅の庭の片隅から始まり、逗子市、鎌倉市、横浜市と広がっていったバクテリアdeキエーロ。神奈川県から飛び出す日も近いのかもしれません。




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